代表者の大場航期は、財閥系大手繊維メーカー勤務の父親とマンツーマン個別指導で人気を博した塾経営の母親の元で幼少期を過ごしました。

最盛期には150名を超える生徒が自宅2階に通う中、毎晩21時まで教え続ける母親に毎日の晩ご飯を作る余裕は全くありませんでした。にも関わらず、私は温かい手料理を口にすることができていました。自宅から数分の距離に住む小学校の同級生のお母さんに、晩ご飯を作ってもらっていたからです。

野球小僧だった私は、当時甲子園を席巻した早稲田実業の荒木大輔選手に憧れ、同校受験を決めました。母親の塾はあくまでも予習復習がメイン。中学受験といえば四谷大塚が相場でした。ここでもまた、私は助けられました。育ち盛りの胃袋を満たすべく、一緒に通った仲のいい同級生のお母さんが、3種類の具が入った巨大おにぎりを私にも施してくれたのです。

この2つのエピソードは正に「困ったときはお互い様」という近隣住民同士の助け合いそのものとして、私の心に深く根ざすこととなりました。

iki-ikiは、古き良き日本には自然に備わっていたこの「地縁で繋がった者同士の近所付き合い」を現代に甦らせることを目的として発案されました。

誰にでもできるようなちょっとしたことでも、手を貸して欲しい人もいれば手を差し伸べられる人もいます。

一方で、専門家・専門サービス事業者にお願いせざるを得ない困りごとや悩みごとも少なくありません。特に相続対策は多岐に渡り、その道の専門家の手を借りずに済ませされる世界ではありません。

iki-ikiシニア窓口は、そのような避けて通れない大切な活動を最良の方法で行えることを願い、導入させていただきました。「いきいき」と人生を全うできるお手伝いが少しでもできれば幸いです。